ピンクゴールドは温かみと高級感を同時に持つ色で、ジュエリーからプロダクト、ウェブデザインまで幅広く使われます。適切なカラーコードを選べば、金属らしい輝きや上品さを簡単に表現できます。本記事では代表的な数値と用途別の選び方、配色テクニックからWeb/印刷での扱い方まで、現場で役立つ情報をわかりやすくまとめました。
ピンクゴールドのカラーコード代表値とすぐ使える活用例
ピンクゴールドは赤みを帯びた暖色系で、柔らかさと金属らしさを両立します。Webやグラフィックで使う際は16進コードやRGB、CMYKを基準に調整すると安定した表現が得られます。ここでは代表的なコードを挙げ、用途ごとにすぐ使える配色例も紹介します。
代表的な16進カラーコード一覧
代表的なピンクゴールドの16進コードをまとめます。用途に応じて明るさや赤みを微調整してください。
- #B76E79:やや落ち着いたローズ寄り。ジュエリーの写真の補正やロゴに向きます。
- #D4A6A6:明るめでソフトな印象。女性向けUIや背景アクセントに適しています。
- #E7B7A3:ピンク寄りのライトトーン。カードや招待状など紙面での高級感演出に。
- #C0806A:コッパー寄りの深みある色。金属質を強調したい箇所に便利です。
- #F2D3C4:非常に淡いトーンで、アクセントを抑えたい場面に合います。
使う際は周囲の色とのバランスを意識し、同じ16進表記でもモニターや印刷で見え方が変わる点に注意してください。
RGB換算の値一覧
ピンクゴールドをRGBで扱うと色補正や透明度設定がしやすくなります。代表例は次の通りです。
- #B76E79 → RGB(183, 110, 121)
- #D4A6A6 → RGB(212, 166, 166)
- #E7B7A3 → RGB(231, 183, 163)
- #C0806A → RGB(192, 128, 106)
- #F2D3C4 → RGB(242, 211, 196)
RGBの数値を基に明度や彩度を調整すると、モニター上での微妙な差を詰めやすくなります。色を暗めにする場合は全体の数値を一律に下げ、赤みを増やしたい場合はRの比率を相対的に上げると自然な変化が得られます。
CMYK換算の参考値
印刷物で近い表現を得るにはCMYKへの変換が必要です。代表色の目安は次の通りです(パーセンテージは目安)。
- #B76E79 → C:0 M:40 Y:34 K:28
- #D4A6A6 → C:0 M:22 Y:22 K:17
- #E7B7A3 → C:0 M:21 Y:24 K:9
- #C0806A → C:0 M:33 Y:45 K:25
- #F2D3C4 → C:0 M:13 Y:19 K:5
印刷機や紙質で色味は変わるため、最終的には試し刷りでの確認をおすすめします。金属感を出す場合はスポットニスや箔押しなどの加工を検討してください。
金属感を出す色補正案
金属らしい光沢を表現するにはグラデーションとハイライトの使い方が重要です。基本は明るいハイライト、ミディアムトーン、暗いシャドウの3段階で構成します。
ハイライトは淡い暖色(例:#F7E6E0)を使い、ミディアムトーンに目的のピンクゴールドを置きます。シャドウは暗めのブラウン寄り(例:#8A5A4F)で落ち着かせます。ハイライトはやや狭い範囲にすると反射を感じさせ、広めに入れるとマットな印象になります。
ディテールで光の縁取りを細く入れると金属感が強まります。レイヤー効果やブレンドモード(オーバーレイやソフトライト)を試して、自然な輝きを作ってください。
Web実装で使う候補色
Webで使う際は視認性やアクセシビリティに配慮して候補色を選びます。以下は実装で使いやすい例です。
- ベース色:#D4A6A6(ボタンやアイコンの基調)
- 強調色:#B76E79(見出しや強調テキスト)
- 補助色:#F2D3C4(背景やカードの裏地)
- シャドウ:rgba(120,80,70,0.3)(立体感を出す影)
- ハイライト:rgba(255,245,240,0.6)(光沢表現)
CSSでは16進とrgbaを組み合わせ、ホバー時に明度を上げるなどの変化を付けると使いやすくなります。
明度と彩度の目安
ピンクゴールドは明度中〜高、彩度は中程度がバランス良く見えます。明度を上げすぎると淡くなり金属感が失われ、彩度を下げすぎると茶色っぽくなります。
目安としては、RGBの平均値が160〜210の範囲で、彩度は控えめに保つと汎用性が高まります。UI用途ならやや明るめ、ジュエリーや高級感を出したい場合は中明度で彩度を控えめにすると落ち着いた印象になります。
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用途で変わるピンクゴールドの色コードの選び方
用途に応じてピンクゴールドのトーンを変えるだけで印象が大きく変わります。ここでは代表的な用途ごとに適した色味と理由を解説します。使用環境の光や素材も考慮して選んでください。
ジュエリー向け代表コード
ジュエリーでは金属らしさと肌馴染みが重要です。落ち着いた赤みと深みを持つ色が向いています。
代表例:#B76E79(RGB 183,110,121)
このトーンは温かみがあり、肌の色と馴染みやすく高級感を保ちます。写真補正ではハイライトをやや強めに入れ、光沢を際立たせると実物感が出ます。
撮影やEC画像ではホワイトバランスと露出も合わせて調整してください。実物に近づけるため、色味は複数サンプルでチェックすることをおすすめします。
ガジェット外装向け代表コード
ガジェット外装ではトレンド感と耐久性の印象が欲しいため、ややクール寄りでメタリック感を強めた色が好まれます。
代表例:#C0806A(RGB 192,128,106)
この色はコッパーの深みがあり、アルミやステンレスとの相性も良いです。塗装やアルマイト仕上げでは光の反射で色味が変わるため、材質と仕上げ方法で微調整してください。
プロトタイプ段階でサンプル塗装を行い、実物での見え方を確認することが重要です。
インテリア向け塗装コード
インテリアではアクセントカラーとして使うことが多く、空間全体のトーンに合わせて淡めか深めを選びます。
代表例:#E7B7A3(RGB 231,183,163)
淡めのピンクゴールドは家具や小物、照明器具のアクセントに適しています。室内光は暖色寄りが多いため、実際の照明下での見え方確認を忘れないでください。
テクスチャやマット/光沢の仕上げによって印象が変わるので、仕上げサンプルを作ると安心です。
印刷向けの近似色
印刷ではインキの特性で色が沈みやすいため、CMYKの補正が必要です。高級感を出すにはスポットカラーや箔が有効です。
代表的な近似値:C0 M22 Y24 K9(#E7B7A3に近い)
オフセット印刷では紙の白さと表面加工で色の見え方が大きく変わるため、試し刷りを行ってから最終決定してください。
合わせやすいニュートラルカラー
ピンクゴールドと相性の良いニュートラルカラーを挙げます。組み合わせることで上品さや洗練感が引き立ちます。
- アイボリー:柔らかく調和する
- チャコールグレー:引き締め効果がある
- ベージュ:温かみを補強する
これらを基調にしつつアクセントでピンクゴールドを使うと、空間やプロダクト全体がまとまりやすくなります。
デザインで目を引くピンクゴールドの配色テクニック
配色次第でピンクゴールドは主役にも脇役にもなれます。ここでは視線誘導や印象操作に使える具体的なテクニックを紹介します。色の比率やコントラストを意識してデザインに取り入れてください。
補色を活かした配色例
補色を用いるとアクセントが強まり視線を集めやすくなります。ピンクゴールドの補色は緑系になりますが、彩度や明度を調整することが重要です。
例:
- 主役:#D4A6A6(ピンクゴールド)
- 補色:#6AA68B(落ち着いたグリーン)
補色は小さな面積に使うと効果的で、ボタンやアイコン、注目させたいラベルに向いています。補色が強すぎる場合は淡くしてバランスを取ってください。
類似色でまとめる手法
類似色でまとめると穏やかな印象になります。ピンク〜コッパーの中でトーンを揃えると統一感が出ます。
例:
- ライト:#F2D3C4
- ミドル:#E7B7A3
- ダーク:#C0806A
テクスチャや影で変化を加えると単調さを避けられます。ブランドカラーとして使うときは、主要色と補助色の比率を決めておくと運用が楽になります。
アクセント比率の目安
配色比率の目安は視認性と印象のバランスで決めます。参考として次の配分が使いやすいです。
- ベースカラー:60〜70%
- サブカラー:20〜30%
- アクセント(ピンクゴールド含む):5〜10%
ピンクゴールドをアクセントにする場合は少量でも存在感が出るため、過剰な使用は避けると落ち着いたデザインになります。
背景色とのコントラスト基準
背景とのコントラストは可読性に直結します。ボタンやテキストにピンクゴールドを使う場合はWCAGの色差基準を参考にしてください。
- テキスト用途:色差4.5:1以上を目安に設定
- 大きめの見出しやボタン:色差3:1以上でも可
淡い背景に淡いピンクゴールドを置くと読みにくくなるので、シャドウや枠で視認性を補強してください。
金属感を表現するグラデーション
金属感を出すグラデーションは複数の近似色を使い、反射を意識して配置します。中央に明るい帯を入れ、左右や上下に暗めを配置すると立体感が出ます。
例:
- 開始:#F7E6E0(明)
- 中央:#E7B7A3(基調)
- 終了:#C0806A(暗)
グラデーション作成時は方向や角度を調整して、光源の位置を想定しながら入れてください。
Webと印刷で正しく扱うピンクゴールドの表現方法
Webと印刷では色が見える仕組みが異なるため、それぞれに合った設定が必要です。ここでは実務でよく使う表記例と確認方法をまとめます。最終的な仕上がりはデバイスや紙で必ずチェックしてください。
CSSでの16進表記例
CSSでは16進コードをそのまま指定できます。例:
- 背景色:background-color: #E7B7A3;
- ボーダー:border: 1px solid #C0806A;
要素に対してホバーやアクティブ時に色を微調整するには、少し明度を上げ下げした別の16進コードを用意すると扱いやすくなります。
RGBAと透明度設定
透明度を使うと重ね表現や微妙な光沢が作りやすくなります。例:
- rgba(231,183,163,0.9)(ほぼ不透明)
- rgba(231,183,163,0.2)(背景のうっすら色付け)
背景や影との重なりで見え方が変わるため、実際のレイアウト上で調整してください。
SVGアイコンでの色指定
SVGではfillやstrokeに16進やrgbaを指定できます。ベクターの場合はグラデーションやフィルターを組み合わせると金属感が出ます。
- 内でlinearGradientを使い、複数ストップに近似色を設定する
- フィルターで軽いブラーや光沢を付けるとより自然になります
レンダリング差異に注意し、主要ブラウザでの表示確認を行ってください。
印刷でのカラープロファイル
印刷ではsRGBからCMYKへの変換に注意が必要です。一般的には印刷会社の指定プロファイル(例:JapanColorやISO Coated)を使って入稿します。
スポットカラーや箔押しを使う場合は印刷所と事前に相談し、見本を作成して色味を確認してください。
ブラウザ間の見え方チェック
ブラウザやOS、ディスプレイの違いで色は変わります。チェック方法は次の通りです。
- MacとWindowsで確認する
- モバイル端末(iOS/Android)でも確認する
- ブラウザ(Chrome, Safari, Firefox)で比較する
特に淡いトーンは差が出やすいので、主要環境での見え方を確認してから本番適用してください。
アクセシビリティ用の色差検査
視認性を確保するために色差を検査します。ツールを使ってテキストやUI部品のコントラスト比を測定し、必要に応じて色を調整してください。
- テキストはWCAGの基準を参考にする
- ボタンやアイコンの視認性もチェック対象にする
色差が足りない場合は背景を暗くする、枠や影を付けるなどで視認性を補強してください。
ピンクゴールドカラーコードの基礎と活かし方
ピンクゴールドは微妙な調整で印象が大きく変わる色です。用途に合わせて16進、RGB、CMYKを使い分け、配色比率やコントラストを意識すると狙い通りの表現ができます。実装や印刷前には必ず実物でのチェックを行い、必要に応じて微調整してください。
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