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100均で額縁を自作!自分好みのサイズで作品を飾るコツ

お気に入りのイラストや写真を飾りたいけれど、市販の額縁ではサイズが合わなかったり、デザインがイメージと違ったりすることはありませんか。そんな時、100均の材料を使った額縁の自作がおすすめです。ダイソーやセリアなどで手に入る身近なアイテムを組み合わせるだけで、驚くほど本格的な仕上がりになります。コストを抑えつつ、作品を一番美しく見せるための工夫と手順を詳しく紹介します。

目次

100均で額縁を自作すると作品の雰囲気まで自分好みに整えられる

100均の材料を活用する最大のメリットは、予算を気にせず自分だけのオリジナルフレームを作れる点にあります。既製品をそのまま使うのではなく、少しの手間を加えるだけで、作品の持つ世界観を何倍にも引き立てることが可能です。サイズや色の制約から解放され、インテリアにぴったり馴染む額縁を手に入れるためのポイントを解説します。

既製フレームの改造が手軽

一から材料を切り出すのが不安な方にとって、100均で販売されている既製のフォトフレームは最高のベース材料になります。ダイソーやセリアには、木製、アルミ製、プラスチック製など多種多様なフレームが揃っています。これらを一度バラして、枠の部分だけに色を塗ったり、デコレーションパーツを貼り付けたりするだけで、元の100円とは思えない個性が生まれます。

例えば、シンプルな木製フレームにアクリル絵の具でアンティーク風の塗装を施したり、100均の粘土で作ったオーナメントを四隅に配置したりする手法が人気です。元のフレームには既に背板や透明な板が含まれているため、構造を一から考える必要がないのも魅力です。自分だけのテーマに合わせて枠を「着せ替える」感覚で楽しむのが、手軽に成功させるコツです。

サイズ調整はボードで対応できる

飾りたい作品がハガキサイズやA4といった規格外の場合、既製品では余白が余りすぎたり、逆に入らなかったりすることがあります。そんな時に役立つのが、100均の工作コーナーにある「スチレンボード」や「MDF材」です。これらを作品の大きさに合わせてカッターで切り出し、フレームの背板や土台として利用することで、どんなサイズにも柔軟に対応できるようになります。

複数の小さなイラストを一枚の大きなフレームに並べて飾りたい時も、土台となるボードを自作すればレイアウトは自由自在です。100均のボードは軽量で加工がしやすいため、カッター一本でミリ単位の調整が可能です。市販の額縁では諦めていた特殊な形の作品も、ボードを組み合わせる工夫次第で、まるでオーダーメイドのようなフィット感で収めることができます。

塗装とマットで高見えしやすい

100均の額縁を安っぽく見せないための最も効果的な工夫が、塗装と「マット」の追加です。マットとは、作品とフレームの間に挟む厚紙のことで、これがあるだけで作品に奥行きが生まれ、ギャラリーのような洗練された雰囲気になります。100均の画用紙や薄いカラーボードを窓枠状に切り抜くだけで、プロのような仕上がりに近づきます。

さらに、フレーム自体の質感を高めるために、100均の水性ニスやアンティーク調のワックスを塗るのもおすすめです。塗りムラをあえて出すことでヴィンテージ感を演出したり、スポンジでポンポンと色を乗せて石のような質感を作ったりと、工夫次第で高級感を出すことができます。マットの白さと、こだわりの塗装が施されたフレームの組み合わせは、中身の作品を何倍も立派に見せてくれます。

壁掛けは耐荷重を意識する

自作した額縁を壁に飾る際、最も注意すべきなのが安全性です。100均の材料は軽量なものが多いですが、ボードを重ねたり装飾を増やしたりすると、意外と重くなることがあります。壁に取り付けるフックや吊り金具も100均で揃えることができますが、必ずパッケージに記載されている「耐荷重」を確認して、額縁の重さに耐えられるものを選んでください。

また、賃貸住宅などで壁に穴を開けたくない場合は、跡が残りにくいピンタイプのフックや、粘着式の強力フックが便利です。これらも耐荷重が細かく設定されています。もし額縁が重くなってしまった場合は、フックを二箇所に分けて重さを分散させるなどの対策も有効です。お気に入りの作品を長く安全に楽しむために、設置方法には十分な注意を払うことが、自作を楽しむ上での大切な約束事です。

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100均の額縁自作におすすめの材料と道具

100均には額縁作りに欠かせない材料が豊富に揃っています。それぞれの特性を知り、用途に合わせて選ぶことで作業の効率が上がります。ここでは、実際に店舗で購入できるおすすめのアイテムと、その活用方法をまとめました。

材料・道具の名称特徴と活用方法公式サイト・カタログリンク
木製フォトフレーム各種サイズが揃う自作のベース。塗装もしやすいダイソー公式通販
MDFボード厚みがあり丈夫。背板や台紙の自作に最適セリア公式サイト
スチレンボード軽くてカッターで切りやすい。マットの芯材にダイソー公式通販
軟質・硬質クリアケース保護用の板として。サイズに合わせてカット可能キャンドゥ公式サイト
グルーガン装飾の接着や枠の固定に。瞬時に固まるので便利ダイソー公式通販
三角吊り金具額縁の裏に取り付ける壁掛け用の必須パーツセリア公式サイト

フォトフレーム(既製枠の流用)

額縁を自作する際、一番の近道になるのが既製品のフォトフレームを「枠」として利用することです。最近の100均では、シンプルでナチュラルな木目調のものから、装飾の入ったアンティーク風のものまで幅広く展開されています。L判、ハガキ、A4、B5といった主要なサイズはほぼ網羅されているため、自分の作品に近いサイズを選んで購入すれば、あとの加工が非常に楽になります。

工作板(木板・MDF風ボード・発泡ボード)

既製品では対応できない大きな額縁を作りたい時や、奥行きのあるボックス型の額縁を作りたい時は、工作用の板材が活躍します。MDFボードは表面が滑らかで反りにくく、背板として非常に優秀です。また、発泡スチロール製のボードはカッターで簡単に窓枠を切り抜けるため、作品を立体的に見せるための仕切りやマットを作る際に重宝します。これらを組み合わせることで、厚みのある作品も綺麗に収めることができます。

強力両面テープ・木工用ボンド

額縁の組み立てには、強力な接着剤が欠かせません。木材同士をしっかりと接合したい時は木工用ボンドが基本ですが、乾燥までに時間がかかるため、仮止めとしてマスキングテープを併用するのが賢い方法です。また、透明な保護シートを枠に貼り付ける際や、重さのない装飾を施す時は、強力タイプの両面テープが便利です。素材や重さに合わせて接着剤を使い分けることが、丈夫な額縁を作るコツです。

グルーガン・接着スティック

100均の工具コーナーで手に入るグルーガンは、額縁自作の強い味方です。熱で溶かした樹脂で接着するため、冷めればすぐに固まるのが最大の特徴です。枠の角を補強したり、貝殻や造花などの立体的なパーツをフレームにデコレーションしたりする際に、待ち時間なしで作業を進められます。ただし、熱に弱い素材には注意が必要ですが、手軽に強度を出したい場面では非常に頼りになる道具です。

透明シート(保護用のクリア板代わり)

大切な作品を埃や汚れから守るために、前面を覆うシートは必須です。100均の文具コーナーにある「硬質クリアケース」や「PETシート」を作品のサイズに合わせてカットすれば、高価なアクリル板の代用として十分に使えます。カッターで何度も筋を入れてから折り曲げれば、綺麗に切り出すことが可能です。ガラスと違って割れる心配がないため、軽量化と安全面の両方でメリットがあります。

つり金具・ひも・壁掛けフック

仕上げに欠かせないのが、壁に飾るためのパーツ類です。額縁の裏側に取り付ける「三角吊り金具」や、それを通すための「丈夫なひも」も100均の金物コーナーで見つけることができます。また、最近では壁に跡が残りにくい「マジッククロス」系のフックも充実しています。額縁のデザインだけでなく、設置する場所の状況に合わせた金具選びをすることで、作品をより日常の中に自然に溶け込ませることができます。

100均の額縁自作で仕上がりが変わる作り方と工夫

材料が揃ったら、いよいよ組み立てです。100均の材料を使いながら、まるで市販品のようなクオリティに仕上げるためには、いくつかの重要なステップとコツがあります。少しの注意と工夫で、歪みのない美しい額縁が完成します。制作の途中で意識したいポイントを詳しく解説していきます。

外寸と内寸を先に決める

制作を始める前に、必ず「作品のサイズ(内寸)」と「額縁全体のサイズ(外寸)」を正確に測り、メモしておきましょう。作品ぴったりに作るのではなく、作品よりも数ミリ小さい窓枠(マット)を作るのが、端が隠れて綺麗に見えるコツです。また、100均の板材をカットする際は、板の厚み分も考慮して計算しないと、組み立てた時に角が合わなくなってしまいます。

設計図とまではいかなくても、簡単なスケッチを書いてサイズを書き込んでおくだけで、材料の買い出しやカットのミスが劇的に減ります。特に複数の板を組み合わせて枠を作る場合は、どの板をどの位置で合わせるかを決めておくことが、後々の作業をスムーズにします。最初の手間を惜しまないことが、美しい仕上がりへの近道です。

角の直角を保って歪みを防ぐ

額縁作りで最も失敗しやすいのが、四隅の角が直角にならず、全体が平行四辺形のように歪んでしまうことです。これを防ぐためには、100均の三角定規や、既に直角が出ている板材をガイドとして活用するのがおすすめです。接着剤が乾くまでの間、角が正確な90度になっているかを常に確認しながら、重石を置いたりテープで固定したりして、形をキープしましょう。

もし少しでも隙間が空いてしまった場合は、100均の木工用パテや、ボンドと木粉を混ぜたものを詰めて補修することもできます。しかし、基本は「切る時にまっすぐ切る」ことと「組む時に直角を意識する」こと。この二点を徹底するだけで、壁に掛けた時の安定感が全く変わります。丁寧な計測と固定が、作品の価値を高めるカギとなります。

マット風の余白で作品が締まる

作品をより本格的に、そして印象的に見せたいなら「マット」の活用を強くお勧めします。作品より一回り大きい色紙やボードを枠状に切り、作品の上に重ねる手法です。100均の画用紙でも十分ですが、少し厚みのあるスチレンボードを斜めにカットして窓を作ると、影が生まれてより豪華な印象になります。

マットの色選びも楽しみの一つです。作品の中にある一色を拾ってマットの色に選ぶと統一感が出ますし、あえて反対色を使えば作品が力強く浮き上がって見えます。100均なら様々な色の画用紙やボードが安く手に入るため、作品を着せ替えるように試行錯誤できます。この余白の「間」をデザインすることが、自作額縁の醍醐味です。

表面保護でホコリと反りを防ぐ

せっかくの自作額縁も、むき出しのままでは作品が傷んでしまいます。前面に透明なシートを入れることはもちろん、裏側も湿気から守るための工夫が必要です。100均の厚紙やMDFボードを背板としてしっかり固定し、隙間がないように裏からガムテープや専用の額縁テープで塞ぐことで、作品が湿気で反るのを防ぎ、ホコリの侵入もシャットアウトできます。

また、表面の透明シートがたわんでしまう場合は、四隅を小さな両面テープで軽く固定しておくと、常にピンと張った綺麗な状態を保てます。100均の材料でも、こうした「保護」の意識をしっかり持つことで、大切な作品を何年も美しい状態で保管できるようになります。見た目の美しさだけでなく、作品を守る機能性も備えた額縁を目指しましょう。

100均の額縁自作をきれいに見せる要点まとめ

100均の材料をフル活用した額縁自作は、工夫次第で無限の可能性を秘めています。
まずはベースとなる既製フレームを選び、そこへ塗装やマットの追加といった自分なりのこだわりを加えてみてください。正確なサイズ計測と、角の直角を意識した丁寧な組み立てを行うことで、100円の材料とは思えないほどの「作品の居場所」が完成します。

高価な額縁を一つ買う予算があれば、100均なら家中の作品を飾れるほどの額縁が作れます。大切なのは、作品をどう見せたいかというあなたの愛情です。身近な道具を手に取って、世界に一つだけのフレーム作りを楽しんでください。壁に飾った瞬間の達成感と、作品がより輝いて見える喜びは、自作ならではの特別な体験になるはずです。

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この記事を書いた人

漫画やアートで「これってどうしてこんなに心を動かされるんだろう?」と考えるのが好きです。色の選び方や構図、ストーリーの展開に隠れた工夫など気づいたことをまとめています。読む人にも描く人にも、「あ、なるほど」と思ってもらえるような視点を、言葉で届けていきたいと思っています。

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