無印良品を含む36色色鉛筆おすすめ7選で失敗しない選び方とは?

「色鉛筆 36色 無印」は、シンプルで洗練されたデザインと確かな品質を兼ね備えており、大人の塗り絵や本格的なイラスト制作を始めたい方に最適な選択肢です。しかし、他の有名メーカーからも魅力的なセットが数多く販売されており、どれが自分に最適か迷ってしまうことも多いでしょう。

そこで今回は、無印良品の36色セットを中心に、プロの視点から厳選したおすすめ商品と比較基準を詳しく解説します。この記事を読めば、あなたが長く愛用できる運命の1セットが必ず見つかるはずです。

目次

無印良品を含む36色の色鉛筆を選ぶ際の基準

芯の硬さと色の乗り具合

色鉛筆を選ぶ上で最も重要なのが、芯の硬さと紙への色の乗り具合です。無印良品の36色セットは、比較的柔らかめの芯を採用しており、軽い筆圧でもしっかりと色が乗るのが特徴です。芯が柔らかいと、広い面積をムラなく塗るのに適しており、色を重ねて深みのある表現を作る「ブレンディング」がスムーズに行えます。

一方で、芯が柔らかすぎると消耗が早く、細かい描写をする際にペン先が潰れやすいという側面もあります。逆に硬めの芯は、輪郭線を描いたり、細密な描写をしたりするのに適していますが、発色を良くするために強い筆圧が必要になる場合があります。

自分の描きたいスタイルが、ふんわりとした柔らかい雰囲気なのか、それともシャープで精緻なものなのかをイメージしながら、芯の特性を確認することが大切です。36色という多色セットであれば、色のグラデーションも作りやすいため、芯の質感がダイレクトに作品のクオリティに直結します。

ケースの素材と収納性

36色もの色数を管理するためには、ケースの素材と収納性も欠かせないチェックポイントです。無印良品の色鉛筆は、特徴的な「紙管ケース」に入っており、筒状のコンパクトな見た目がインテリアにも馴染みます。縦型収納はデスクの上で場所を取らないというメリットがありますが、特定の色を探す際に少し手間取ることがあります。

一方で、多くのメーカーで採用されている「平型缶ケース」は、蓋を開けると全色が一度に視認できるため、色の選択が非常にスムーズです。また、布製の「ロールケース」は持ち運びに特化しており、屋外でのスケッチなどに非常に便利です。

ケースの形状は、自分が「どこで」「どのように」使うかというライフスタイルに合わせて選ぶべきです。自宅の定位置で使うのであれば、一覧性の高い平型や、デザイン性の高い無印の筒型。カフェや公園に持ち出すなら、軽量で衝撃に強い素材のケースを選ぶといった具合に、収納形態が使用頻度を左右するといっても過言ではありません。

単色での買い足しやすさ

長く色鉛筆を愛用するなら、必ず考慮しておきたいのが「単色での補充ができるか」という点です。36色セットを使っていると、肌色や空色、黄色など、よく使う色だけが極端に早く短くなってしまいます。

無印良品の色鉛筆は、店舗によっては単色販売が行われていない場合があるため、事前に補充ルートを確認しておく必要があります。トンボ鉛筆や三菱鉛筆、ファーバーカステルといった老舗ブランドは、大型の文房具店であればほぼ確実に単色で1本から購入することが可能です。

セットを使い切るたびに箱ごと買い直すのはコストパフォーマンスが悪いため、頻繁に使う色がなくなった際にすぐ手に入る環境があるかどうかは、プロのアドバイザーとして強く意識していただきたいポイントです。特定の1色がないために制作が止まってしまうストレスを避けるためにも、ブランドの流通量は非常に重要な判断材料となります。

コストと品質のバランス

36色の色鉛筆セットは、数百円の安価なものから数万円するプロ仕様のものまで、価格帯が非常に幅広いです。無印良品のセットは1,000円台という非常に手頃な価格設定ながら、アーティストからの評価も高いコストパフォーマンスに優れた逸品です。

安すぎる商品は、芯の中央がズレていて削る際に折れやすかったり、着色顔料の質が低く時間が経つと色が褪せてしまったりすることがあります。逆に高価な専門家用の色鉛筆は、耐光性に優れ、何層重ねても色が濁らないといった素晴らしい特性がありますが、初心者がいきなり揃えるにはハードルが高いのも事実です。

まずは1,000円〜3,000円程度の「学童用の上位モデル」や「一般事務・デザイン用」のラインナップから選ぶのが、失敗が少なく満足度も高いでしょう。価格と品質のバランスを見極める際は、ブランドの信頼性と、実際に使用したユーザーのレビューを参考にすることをおすすめします。

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おすすめの36色セット色鉛筆厳選7選

【無印良品】色鉛筆 36色セット(紙管ケース入り)

無印良品らしい無駄のないデザインが魅力で、ハーフサイズの紙管ケースに収まった姿が非常にスマートです。芯は滑らかで発色が良く、趣味の塗り絵から本格的なスケッチまでこれ一つで幅広く対応できる万能なセットです。

商品名色鉛筆 36色セット(紙管ケース入り)
価格帯約1,290円
特徴インテリアに馴染む筒型ケースと柔らかな描き心地
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トンボ鉛筆 36色 1500-36|長年愛される定番品

黄色い缶のパッケージでお馴染みの、日本を代表するロングセラー商品です。芯の硬さが絶妙で、折れにくく安定した筆記が可能なため、細部まで丁寧に塗り込みたい方に最適です。どこでも補充できる安心感があります。

商品名トンボ鉛筆 色鉛筆 1500 単色 36色セット
価格帯約1,800円
特徴優れた定着性と全国どこでも買える圧倒的な流通量
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三菱鉛筆 880 36色|滑らかな書き味の国産モデル

三菱鉛筆のスタンダードモデルで、独自のワックス配合により非常に滑らかな描き心地を実現しています。発色が明るく鮮やかで、お子様の教育用から大人の趣味まで、世代を問わず愛されている名品です。

商品名三菱鉛筆 色鉛筆 880 36色セット
価格帯約1,800円
特徴滑らかなタッチと混色のしやすさが際立つ国産品質
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ファーバーカステル 36色|世界中で愛用される発色

世界最古の鉛筆メーカーが手掛ける、赤い缶が目印のセットです。SV製法により芯が折れにくい工夫が施されており、鮮やかな発色と水に溶けにくい性質を持っているため、イラスト制作に非常に適しています。

商品名ファーバーカステル 色鉛筆 36色セット(赤缶)
価格帯約2,300円
特徴折れにくいSV製法とヨーロッパ伝統の鮮やかな発色
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【サクラクレパス】色鉛筆 36色(ソフトケース付き)

持ち運びに便利なソフトケース仕様で、学校や屋外への持ち出しに最適です。芯はやや硬めでシャープな線が描きやすく、消しゴムで消しやすい特性を持っているため、下描きを兼ねた作業にも重宝します。

商品名サクラクレパス 色鉛筆 36色セット(ソフトケース入り)
価格帯約2,100円
特徴軽量で割れないソフトケースと安定した操作性
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ステッドラー 36色 ノリスクラブ|芯が折れにくい設計

ドイツの名門ステッドラーが開発した、芯の周りを保護コーティングした「A・B・S」採用モデルです。筆圧が強い方や、お子様が使っても芯が折れにくく、最後まで無駄なく使い切ることができる経済的なセットです。

商品名ステッドラー ノリスクラブ 色鉛筆 36色セット
価格帯約1,600円
特徴芯折れ防止加工済みの耐久性とヨーロッパ基準の安全性
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Amazonベーシック 色鉛筆 36色|手軽に試せる入門セット

驚きの低価格を実現したAmazonのプライベートブランド商品です。柔らかめの芯でスムーズな着色が可能。趣味を始めたばかりで、まずは多色のセットを試してみたいという初心者の方にぴったりのエントリーモデルです。

商品名Amazonベーシック 色鉛筆 36色セット
価格帯約1,100円
特徴圧倒的な低価格と、初心者でも扱いやすい柔らかい芯
公式サイト公式サイトはこちら

36色の色鉛筆を比較する際の大切なポイント

芯の硬度と摩擦抵抗

色鉛筆を比較する際、実際に紙の上を滑らせたときの「抵抗感」は非常に重要な判断基準です。これは芯の硬度と直結しており、一般的に油性色鉛筆はワックスの含有量によって書き味が変わります。

無印良品のように柔らかめの芯は、紙との摩擦が少なく「ヌルヌル」とした滑らかな書き心地が楽しめますが、一方で細かい隙間を埋める際には抵抗が少なすぎて制御しにくいこともあります。逆にトンボ鉛筆のような適度な硬度があるものは、紙の凹凸を捉える「カリカリ」とした手応えがあり、線をコントロールしやすいのが魅力です。

筆圧が強い方は、芯が折れにくい硬めのタイプを、筆圧が弱く疲れやすい方は軽い力で塗れる柔らかめを選ぶと、長時間の作業でもストレスを感じにくくなります。ショップにサンプルがある場合は、ぜひ一色だけでなく数色試し書きをして、自分にとって心地よい抵抗感を確認してください。

重ね塗りのしやすさ

36色の色鉛筆のポテンシャルを最大限に引き出すには、色を重ねて新しい色を作る「重ね塗り」の性能が鍵となります。質の高い色鉛筆は、何層にも色を重ねても下の色が透けて見えたり、混ざり合って美しい中間色を作ったりすることができます。

しかし、ワックス成分が多すぎる安価な色鉛筆だと、2、3層重ねただけで紙の表面がコーティングされてしまい、それ以上色が乗らなくなる「テカリ」現象が起きてしまいます。

無印良品やファーバーカステルのような信頼できるブランドは、重ね塗りを想定した成分配合がなされており、自分だけの色合いを追求する楽しみを味わえます。

また、重ねたときの色の濁りにくさも比較すべきポイントです。鮮やかな赤に青を重ねた際、美しい紫になるか、それとも濁った灰色に近い色になるかは、顔料の純度によって決まります。表現の幅を広げたいなら、この重なり具合の美しさを重視しましょう。

軸の形状と持ち心地

意外と見落としがちなのが、色鉛筆自体の「軸の形状」です。大きく分けて「丸軸」と「六角軸」の2種類がありますが、これによって持ち心地が大きく異なります。無印良品や多くの専門家向けモデルに多い丸軸は、持つ角度を自由に変えやすく、芯の減りに合わせて鉛筆を回転させながら使うプロフェッショナルな動作に適しています。

一方、トンボや三菱に多い六角軸は、指が面にしっかりフィットするため安定感が抜群で、手が滑りにくく疲れにくいという利点があります。また、デスクから転がり落ちにくいのも六角軸のメリットです。

長時間じっくりと塗り絵に取り組む場合、この数ミリの形状の違いが指先の疲労に蓄積されます。自分の持ち方の癖を思い出し、普段使っている筆記用具がどのような形状であれば心地よいかを基準に選ぶと、失敗が少なくなります。36色を使い分ける中で、常に快適にホールドできることは、創作意欲を維持するために不可欠な要素です。

消耗した際の補充環境

比較検討の最終段階で必ず確認すべきは、将来的なメンテナンス、つまり「補充のしやすさ」です。36色という多色セットは非常に便利ですが、ある特定の色を頻繁に使うようになると、その1本だけが数ヶ月でなくなってしまうことも珍しくありません。

この時、近所の文房具店ですぐに単色が買えるかどうかは、活動を継続する上で極めて重要です。国産の2大メーカーである三菱鉛筆とトンボ鉛筆は、日本の流通において圧倒的な強さを誇り、コンビニやスーパーの文具コーナーでも手に入ることがあります。

対して、無印良品は無印良品の店舗、海外ブランドは大型店やネット通販が主な入手先となります。お気に入りのブランドが決まったとしても、それが「入手困難なレアアイテム」であれば、使い切った瞬間にそのセット全体のバランスが崩れてしまいます。ライフスタイルの中に無理なく補充できるルートがあるブランドを選ぶことが、36色の色鉛筆と長く付き合うための賢い比較術です。

色鉛筆を長く使い続けるための手入れと注意点

芯を傷めない削り方

色鉛筆を長持ちさせるためには、何よりも「削り方」に注意を払う必要があります。色鉛筆の芯は一般的な黒鉛筆よりも柔らかくデリケートなため、電動シャープナーで強く削りすぎると、内部で芯が折れてしまったり、不必要に削りすぎて寿命を縮めてしまったりすることがあります。

理想的なのは、良質な手動のシャープナーを使うか、カッターナイフで丁寧に削ることです。特に無印良品のように芯が柔らかいタイプは、削る際に芯へかかる負荷を最小限に抑えることが大切です。削る際は、鉛筆を回すのではなく、シャープナーの方を優しく回すように意識すると、芯へのストレスを軽減できます。

また、削りすぎは禁物です。鋭利にしすぎると、使い始めの瞬間にポキっと折れてしまい、せっかく削った部分が無駄になってしまいます。自分の筆圧や用途に合わせ、必要最小限の露出で止めるのが、プロが実践する色鉛筆を大切に扱うコツです。

湿度の低い場所での保管

色鉛筆の軸は天然の木材で作られているため、環境の湿度変化に非常に敏感です。湿気が多い場所に放置しておくと、木材が水分を吸って膨張し、内部の芯を圧迫してヒビが入ったり、軸が反ってしまったりする原因となります。逆に乾燥しすぎても、木が収縮して芯が抜けやすくなることがあります。

特に無印良品の紙管ケースは通気性があるため、保管場所の環境をダイレクトに受けやすい性質があります。長く品質を保つためには、直射日光が当たらず、温度変化の少ない湿度の安定した場所に保管するのがベストです。

梅雨の時期などは、引き出しの中に乾燥剤を一緒に入れておくなどの工夫をすると、木材の変質を防ぎ、いつでも最高の描き心地を維持することができます。一本一本が大切な画材であることを意識し、楽器を扱うような丁寧な気持ちで保管環境を整えてあげることが、美しい発色を維持する秘訣となります。

強い衝撃を与えない管理

色鉛筆にとって最大の敵は「衝撃」です。机の上からフローリングに落としてしまうと、外見上の木軸は無事に見えても、衝撃波が内部に伝わり、中で芯が何箇所もボロボロに砕けてしまうことがあります。

こうなると、削っても削ってもポロポロと芯が抜け落ちるようになり、その鉛筆は事実上使い物にならなくなってしまいます。無印良品の筒型ケースはスタイリッシュですが、縦置きは倒れやすいというリスクもあるため、安定した場所に設置することが重要です。

また、移動の際もケースの中で鉛筆がガタガタと動かないよう、緩衝材を挟むなどの対策が有効です。特に多色セットは重みがあるため、落とした時の衝撃も大きくなりがちです。一度でも大きな衝撃を与えてしまうと、その後の使い心地が劇的に悪化する可能性があるため、常に「折れやすい精密機械」を扱うような慎重さを持って管理することを心がけましょう。

芯の露出を抑える工夫

作品制作に熱中していると、つい芯を長く出して描きたくなりますが、芯の露出を適切にコントロールすることも重要です。色鉛筆の芯は、露出している部分が長ければ長いほど、筆圧による「しなり」の影響を強く受け、根元から折れるリスクが高まります。

特に広い面を塗りつぶす際、斜めに寝かせて使う場合は、少しずつ削って芯の出し過ぎを防ぐようにしましょう。また、使い終わった後は必ずケースに収め、芯先が他のものと接触しないように保護することも大切です。蓋を閉めるタイプのケースであれば、芯先が蓋の内側に当たらないよう長さを調整してください。

無印良品の筒型ケースの場合は、芯を上に向けて収納することで、移動時の衝撃から芯先を守ることができます。ほんの少しの気遣いで、芯の折れによる無駄な消耗を防ぎ、お気に入りの色を数ヶ月、数年と長く楽しむことができるようになるのです。

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この記事を書いた人

漫画やアートで「これってどうしてこんなに心を動かされるんだろう?」と考えるのが好きです。色の選び方や構図、ストーリーの展開に隠れた工夫など気づいたことをまとめています。読む人にも描く人にも、「あ、なるほど」と思ってもらえるような視点を、言葉で届けていきたいと思っています。

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