ダイソーのアクリルガッシュは使える?おすすめ6選と失敗しない選び方

ダイソーのアクリルガッシュは、110円という手頃な価格でアートの世界への扉を開いてくれる画期的なアイテムです。SNSや動画サイトでも、そのコストパフォーマンスの高さが頻繁に話題となり、初心者からDIY愛好家まで幅広く支持されています。しかし、より本格的な作品作りを目指す際や、長期保存を前提とした制作を行う場合には、専門メーカーの商品と比較して自分に最適なものを選ぶことが大切です。今回は、ダイソーのアクリルガッシュの特性を踏まえつつ、次に手に入れるべきおすすめの画材について詳しく解説します。

目次

ダイソーのアクリルガッシュを選ぶ際に重視するポイント

発色の良さと隠蔽力

アクリルガッシュを選ぶ上で最も重要な要素の一つが、発色の良さと隠蔽力(下地を覆い隠す力)です。アクリルガッシュは本来、不透明でマットな質感が特徴の画材ですが、その性能は顔料の密度によって大きく左右されます。

ダイソーのアクリルガッシュは、価格を抑えるために顔料の比率が調整されており、専門メーカー品と比較するとやや透け感が出る場合があります。一度塗りで下地が完全に隠れないときは、二度塗り、三度塗りと重ねる必要がありますが、塗り重ねるほど乾燥時のムラが出やすくなるという側面も持ち合わせています。

一方、専門メーカーの製品は顔料が非常に濃く、黒い紙の上からでも鮮やかな発色が得られます。これは、作品を仕上げるまでの時間を短縮し、絵具の消費量を抑えることにも繋がります。特にイラストの背景を平滑に塗りたい場合や、色の境界線をくっきりと際立たせたい場合には、この隠蔽力がクオリティを左右する決定的な差となります。

自分の描きたいスタイルが、淡い表現なのか、それとも力強くマットな表現なのかによって、必要とされる隠蔽力のレベルは異なります。まずはダイソーの製品で「隠蔽力とは何か」を体験し、物足りなさを感じたタイミングで、顔料密度の高い上位モデルを検討するのが、失敗のないステップアップの方法と言えるでしょう。

内容量とコスパの比較

画材選びにおいて、内容量とコストパフォーマンスのバランスを考えることは、継続して制作を楽しむために欠かせません。ダイソーのアクリルガッシュは、一般的に1本11ml程度の容量で販売されており、特定の1色をピンポイントで試すには最適の選択肢です。

しかし、広範囲の背景を塗ったり、大規模な作品を制作したりする場合、11mlではすぐに使い切ってしまいます。ここで注目したいのが、専門メーカーから販売されている20mlや40ml、さらには大容量のボトルタイプです。1本あたりの単価はダイソーより高くなりますが、mlあたりの単価で計算すると、実は専門メーカーのセット品や大容量タイプの方が安くなるケースも少なくありません。

また、専門メーカー品は顔料の濃度が高いため、少量の絵具を水で適宜薄めても発色が損なわれにくいというメリットがあります。結果として、一度の購入でより多くの面積を塗ることができ、トータルでのコストパフォーマンスが非常に高くなるのです。趣味として長く続けたい場合は、初期投資はかかりますが、大容量のセット品を選ぶ方が経済的になることもあります。

さらに、セット品であれば基本の色が揃っているため、色を混ぜて新しい色を作る「混色」の勉強にもなります。ダイソーで必要な色をその都度買い足す楽しさと、高品質な絵具を計画的に使いこなす効率性の両面を天秤にかけて、現在の制作スタイルに合ったボリュームを見極めることが大切です。

乾燥速度と耐水性能

アクリルガッシュの大きな魅力は、乾燥の早さと、乾いた後の耐水性にあります。ダイソーのアクリルガッシュもこの基本性能を備えており、塗布してから数分から数十分で表面が乾燥し、次の色を塗り重ねることが可能になります。このスピーディーな制作感は、アクリル系画材ならではの特権です。

ただし、乾燥の「質」には違いがあります。専門メーカーの製品は、乾燥後も塗膜が非常に強固で、多少の柔軟性を持っていることが多いため、キャンバスや木材、プラスチックなど、さまざまな素材に塗ってもひび割れが起きにくい設計になっています。これに対し、安価な製品は乾燥後の塗膜が硬くなりすぎたり、逆に脆かったりする場合があり、作品を長期間保管している間に剥がれてしまうリスクがゼロではありません。

また、耐水性能についても、完全に乾燥した後に水分を含んだ筆で上からなぞった際、色が溶け出さない安定感が重要です。重ね塗りを多用する技法では、下の層が溶けてしまうと色が濁る原因になります。メーカー品はこの定着力が非常に安定しており、多層的な表現をストレスなく楽しむことができます。

制作した作品を飾ったり、他人に譲ったりすることを考えているのであれば、乾燥後の堅牢性は無視できないポイントです。屋外で使用するものや、頻繁に触れる雑貨にペイントする場合は、より信頼性の高いバインダー(固着剤)を使用している専門メーカーの画材を選ぶことで、作品の寿命を延ばすことができます。

セット内容の充実度

これから本格的に絵を始めようとする方にとって、どのような色がセットに含まれているかは非常に重要です。ダイソーでは単色販売がメインであるため、自分で色を選んで揃える必要がありますが、これは「どの色が自分に必要なのか」が分かっていない初心者にとっては、意外と難しい作業になります。

専門メーカーが提供している11色や12色の基本セットは、色彩理論に基づいて、最小限の混色で無限に近い色を作り出せるように厳選されています。例えば、赤、青、黄の三原色に加えて、混色では作れない白や黒、そして使用頻度の高い緑や茶色などがバランスよく配合されています。このようなセットを一つ持っておくことで、色の作り方の基本を体系的に学ぶことができます。

また、セット品にはラミネートチューブやアルミチューブなど、絵具の保存性を高める容器が採用されていることも多いです。ダイソーの容器も進化していますが、長期的な保存を考えると、キャップの密閉性や空気の入りにくさにおいて、専門メーカー品には一日の長があります。

さらに、セットによっては「金・銀」などのメタリックカラーが含まれていたり、特定のテーマ(和の色、パステルカラーなど)に特化したものも存在します。ダイソーの単色買いで自由な色選びを楽しむ時期を過ぎたら、次はメーカーが提案する「バランスの良いセット」を手に入れることで、表現の幅が飛躍的に広がり、色作りのストレスから解放されるでしょう。

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表現が広がるおすすめのアクリルガッシュ6選

【ターナー色彩】アクリルガッシュ 11色セット|定番の高品質

日本の美術教育やデザイン現場で最も普及していると言っても過言ではない、まさに王道のセットです。驚くほどのマットな質感と、圧倒的な隠蔽力を誇ります。

項目内容
商品名ターナー色彩 アクリルガッシュ 11色セット
内容量11ml × 11本 + ホワイト20ml
価格帯2,000円〜2,500円
特徴不透明で均一な仕上がり、速乾性が抜群
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【ホルベイン】アクリルガッシュ 12色セット|プロ愛用の発色

プロのイラストレーターからも絶大な信頼を寄せられているモデルです。色の伸びが非常に滑らかで、細かいディテールを描き込む際にもストレスを感じさせません。

項目内容
商品名ホルベイン アクリルガッシュ 12色セット
内容量12ml × 12本
価格帯2,300円〜2,800円
特徴彩度が高く、プロ仕様の厳選された顔料を使用
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【サクラクレパス】アクリルガッシュ 12色|初心者向けセット

学校教材としても馴染み深いサクラクレパスの製品です。扱いやすさを追求しており、水との馴染みが良く、初めて専門メーカー品に触れる方に最適です。

項目内容
商品名サクラクレパス アクリルガッシュ 12色セット
内容量12ml × 12本
価格帯1,500円〜2,000円
特徴道具の洗浄が比較的容易で、扱いが簡単
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【リキテックス】アクリルガッシュ・プラス|鮮やかな不透明色

世界的なアクリル絵具ブランド「リキテックス」が展開するガッシュです。非常に鮮明な発色が特徴で、現代的なイラストやポップアートに最適な色展開が魅力です。

項目内容
商品名リキテックス アクリルガッシュ・プラス 12色セット
内容量10ml × 12本
価格帯2,100円〜2,600円
特徴ひび割れしにくく、強い塗膜を形成
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【ぺんてる】共同制作えのぐ|大容量でコスパ抜群のガッシュ

文化祭や大型のキャンバス制作など、大量の絵具を必要とする場面で活躍します。パウチ容器に入っているため、最後まで無駄なく使い切れるのが特徴です。

項目内容
商品名ぺんてる 共同制作えのぐ 12色セット
内容量280ml × 12色(パウチ)
価格帯10,000円〜12,000円
特徴圧倒的な大容量で、イベントや教室用に最適
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【Zenacolor】アクリル絵の具 24色|豊富なカラーセット

Amazonなどで人気のセットです。24色という豊富なバリエーションが手頃な価格で手に入り、混色の手間を省いて多色使いを楽しみたい方にぴったりです。

項目内容
商品名Zenacolor アクリル絵の具 24色セット
内容量12ml × 24本
価格帯2,500円〜3,500円
特徴24色の多色展開で、初心者でもすぐにカラフルな作品が作れる
公式サイト公式サイトはこちら

アクリルガッシュを比較する際の具体的な基準

色の伸びと塗りやすさ

アクリルガッシュを比較する際、実際に筆に取ったときの「色の伸び」は作業効率に直結します。高品質な絵具は、少量の水で溶いた際にも顔料が均一に分散し、筆先から滑らかに色が流れていきます。これにより、長い線を一度に描いたり、広い面をムラなく塗ったりすることが容易になります。

ダイソーの製品でも十分に描画は可能ですが、やや「粘り」が強く感じられることがあります。これは、絵具を均一に保つための添加剤の質や量の違いによるものです。専門メーカーの製品は、筆に取ったときの手応えが軽く、かつ色がしっかりと付着するため、長時間の制作でも手が疲れにくいという隠れたメリットがあります。

塗りやすさを比較する際は、特に「極細の筆」を使ったときに色がかすれずに出るかどうかをチェックしてみてください。繊細なディテールが思い通りに描ける絵具は、それだけで制作のストレスを大幅に軽減してくれます。自分の筆使いに合致する「滑らかさ」を持っているかどうかが、比較の重要なポイントになります。

乾燥後の質感と光沢

アクリルガッシュの最大の特徴は「マット(艶消し)」な仕上がりですが、このマットさの度合いにもブランドごとの個性があります。完全に光を吸収するような深いマット感を持つものから、わずかに卵の殻のような上品な光沢が残るものまで様々です。

ダイソーのアクリルガッシュは、比較的マットに仕上がりますが、乾燥後に表面を強く擦ると少し光沢が出てしまう場合があります。これは塗膜の密度が関係しています。一方で、ターナーやホルベインなどのトップブランドは、乾燥後の表面が非常に均一で、どこから見ても反射の少ない美しい画面を作り出します。

質感の比較は、特に写真を撮ってSNSにアップしたり、スキャナーで取り込んでデジタル加工したりする際に顕著に現れます。表面がテカってしまうと、光の反射で色が正しく再現されないことがあるため、マットな質感が安定している製品はクリエイターにとって非常に心強い味方となります。自分が目指す完成図が、どのような反射具合を求めているのかを想像しながら選んでみてください。

容器の形状と使い勝手

意外と見落としがちなのが、絵具が入っている容器の使い勝手です。現在主流となっているのはラミネートチューブですが、これにもメーカーごとの工夫が凝らされています。キャップの開閉が片手でスムーズに行えるか、絵具の出口が詰まりにくいかといった日常的な使い心地は、制作のテンポを維持するために重要です。

ダイソーの容器も最近は非常に使いやすくなっていますが、長期保存における密閉性や、最後まで絞り出しやすい柔軟性については、専門メーカー品に一日の長があります。例えば、一部のメーカーではアルミチューブを採用しており、空気が入りにくいため絵具の酸化や乾燥を防ぐ能力に長けています。ただし、アルミは一度凹むと元に戻らないため、扱いには慣れが必要です。

また、大容量を頻繁に使う場合は、キャップが大きなボトルタイプや、必要な分だけ押し出せるパウチタイプが非常に便利です。自分が一度にどのくらいの量の絵具を出し、どのように保管するのかというライフスタイルに合わせて、最適な容器の形状を選び分けることが、快適なアートライフへの近道となります。

他画材との併用可否

アクリルガッシュは単体で使うだけでなく、他の画材と組み合わせて使うことでその真価を発揮します。例えば、色鉛筆やマーカー、パステルなどで上から描き込みを行う際、絵具の表面がどのような状態になっているかが重要になります。専門メーカーのアクリルガッシュは、表面に程よい「ひっかかり」があるため、色鉛筆のノリが非常に良いものが多いです。

ダイソーの製品でも併用は可能ですが、製品によっては表面がツルツルしすぎてしまい、鉛筆の芯が滑ってしまうことがあります。ミクストメディア(複合画材)を志向するなら、上から重ねる画材をしっかりと受け止めてくれるベースとしての性能を比較する必要があります。

また、アクリル絵具用の「メディウム」との相性も確認しておきたいポイントです。艶を出したり、厚みを付けたり、乾燥を遅らせたりするメディウムを混ぜた際、分離せずに意図した効果が得られるのは、やはり信頼の置けるメーカー品です。自分の表現がアクリルガッシュだけで完結するのか、それとも他の画材と組み合わせて深みを出したいのかによって、選ぶべきブランドが変わってきます。

アクリルガッシュの使用時に知っておくべき注意点

筆の洗浄とメンテナンス

アクリルガッシュを使用する上で、最も注意しなければならないのが筆の管理です。アクリル絵具は「乾燥すると水に溶けなくなる」という性質を持っているため、筆に付いた絵具が一度乾いてしまうと、二度と元の柔らかい状態には戻りません。ダイソーの安価な筆であっても、高級な筆であっても、このリスクは同じです。

制作中は常に筆先を水に浸しておくか、使い終わったらすぐに水洗いをする習慣をつけましょう。特に根元の部分は絵具が残りやすく、そこが固まると筆が割れる原因になります。洗浄時には石鹸や専用の筆洗液を使い、指の腹で優しく揉むようにして奥まで洗い流すのがコツです。これを怠ると、せっかくのお気に入りの筆が一度の制作で使い物にならなくなってしまいます。

また、洗浄後は穂先を整えて、直射日光の当たらない場所で陰干ししてください。濡れたままキャップを閉めたり、穂先を下にして立てたりすると、形が崩れて描画に悪影響を及ぼします。筆のメンテナンスを丁寧に行うことは、描画のクオリティを維持するだけでなく、長期的に見て画材コストを抑えることにも繋がる非常に大切なプロセスです。

パレット選びの重要性

アクリルガッシュは乾燥が早いため、パレット選びも慎重に行う必要があります。従来のプラスチック製パレットを使用すると、乾いた絵具がこびりついて剥がすのが非常に大変になります。無理に削り取ろうとするとパレットを傷つけ、その傷にさらに絵具が入り込むという悪循環に陥ります。

そこでおすすめしたいのが、使い捨てができる「ペーパーパレット」や、乾いた後にペロンと絵具を剥がせる「シリコンパレット」です。ダイソーでも使い捨てタイプが販売されていることがありますが、メーカー品は紙の厚みや撥水加工がしっかりしており、水分を含んだ絵具を長時間置いても波打ちにくいという利点があります。

また、制作を中断する際に絵具を乾かさないようにする「ウェットパレット」という便利なアイテムも存在します。これは濡らしたスポンジの上に特殊な紙を置くことで、絵具の湿度を数日間保つことができるものです。自分の制作ペースがゆっくりな場合や、こだわって混色した色を翌日も使いたい場合には、パレットの選択が制作の快適さを大きく左右することになります。

衣服への付着への対策

アクリルガッシュが衣服に付着してしまった場合、乾燥してしまうと洗濯機で洗ってもまず落ちることはありません。これは、絵具に含まれるアクリル樹脂が繊維の奥まで入り込み、プラスチックのように固まってしまうためです。ダイソーの製品であっても、その定着力は強力ですので、油断は禁物です。

制作を始める前には、必ず汚れても良い服装に着替えるか、エプロンを着用するようにしてください。もし服に付いてしまった場合は、一秒でも早く水で洗い流すことが重要です。完全に乾く前であれば、中性洗剤をつけて揉み洗いすることで、ある程度落とすことが可能です。しかし、一度乾燥のステップに入ってしまうと、プロのクリーニングでも除去が難しくなります。

特に子供と一緒に制作する場合や、お気に入りの服を着ているときは、床や机にも新聞紙やビニールシートを敷くなどの徹底した養生が必要です。「後で拭けばいい」という考えが通用しないのがアクリル画材の怖さであり、同時にその強固な定着力が作品を守るメリットでもあるということを、常に意識しておきましょう。

保管場所と使用期限

意外と知られていないのが、絵具の「保管方法」と「使用期限」です。アクリルガッシュは、極端な高温や低温に弱い画材です。特に夏場の車内や、冬場の凍結するような場所に放置すると、中の水分と樹脂が分離してしまい、元に戻らなくなることがあります。保管は直射日光を避け、室温が安定した場所で行うのが基本です。

また、未開封であっても、製造から数年が経過するとチューブの中で絵具が固まったり、バインダーが劣化して異臭を放つようになったりすることがあります。ダイソーの製品は回転が早いため新しいものが多い傾向にありますが、まとめ買いをして長期間放置するのは避けたほうが無難です。使う分だけをこまめに買い足すのが、常に最高のコンディションで描くためのポイントです。

キャップの周りに絵具が付着したまま閉めてしまうと、次にあけるときに固着して開かなくなることがあります。使い終わったら、チューブの口をティッシュなどで綺麗に拭き取ってからキャップを閉める習慣をつけましょう。こうした小さな気遣いが、お気に入りの色を最後まで快適に使い切るための秘訣であり、画材を大切にする心にも繋がります。

理想のアクリルガッシュで創作活動を楽しもう

ダイソーのアクリルガッシュから始まるアートの旅は、あなたの日常に彩りと発見を与えてくれるはずです。まずは手軽な100円ショップのアイテムで、色の混ざり具合や乾燥の早さを体験し、自由に筆を動かす楽しさを存分に味わってください。その中で、「もっと滑らかに塗りたい」「大きな作品に挑戦したい」「この色をずっと残したい」という欲求が芽生えてきたら、それが専門メーカーの製品へとステップアップする絶好のタイミングです。

今回ご紹介したターナーやホルベイン、リキテックスといったブランドは、長年にわたりアーティストの創造性を支え続けてきた信頼の実績があります。それらの画材を手に取ったとき、発色の鮮やかさや筆の滑りの違いにきっと驚くことでしょう。良い画材は、単に使いやすいだけでなく、あなたの「描きたい」という意欲をさらに引き出し、技術の向上を後押ししてくれるパートナーのような存在になります。

画材選びに正解はありません。大切なのは、今の自分が何を表現したくて、どのプロセスに喜びを感じるのかを知ることです。ダイソーのアクリルガッシュを使いこなしつつ、必要に応じてプロ仕様のアイテムを取り入れていくハイブリッドな楽しみ方も、現代のアートスタイルとしては非常に賢い選択です。予算や目的に合わせて最適なツールを揃え、あなただけの素晴らしい作品を生み出す時間を楽しんでください。

最後に、画材を丁寧に扱うことも表現者としての重要な一部です。筆を洗い、パレットを整え、お気に入りの色を並べる――その一つひとつの所作が、作品に向き合う心を整えてくれます。最高の一本、最高の一揃いが見つかれば、白いキャンバスを前にしたときのワクワク感はさらに大きなものになるでしょう。理想のアクリルガッシュと共に、あなたの創作活動がより豊かで、充実したものになることを心から願っています。

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ペンにこだわると、イラストがどんどん上達します。

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この記事を書いた人

漫画やアートで「これってどうしてこんなに心を動かされるんだろう?」と考えるのが好きです。色の選び方や構図、ストーリーの展開に隠れた工夫など気づいたことをまとめています。読む人にも描く人にも、「あ、なるほど」と思ってもらえるような視点を、言葉で届けていきたいと思っています。

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